2015年12月18日 (金)

最後の挨拶

 るんせる夫による代理アップです。
(ファイルの存在に気がつくのに4年が過ぎてしまいました。申し訳ございません)

●○●○●○●○●○●○ 以下、るんせる より ●○●○●○●○●○●○

 こんにちは、皆さん。
 本日で、このブログの更新を終了いたします。
 申し訳ありませんが、コメントも、本日以降、「コメント公開を保留」に設定変更するよう、夫に依頼しました。保留になったコメントがあっても、それをこの後に夫が公開にすることはありません。
 
 終了理由は、ご想像の通りです。
 どんなふうだったのか、は、書きません。夫にも、そのへんは伝えるようなことは書かないでねとお願いしました。

 有吉京子の「SWANモスクワ編」、美内すずえの「ガラスの仮面」、吉田秋生の海街diaryシリーズ、田村由美の「7 SEEDS」、あしべゆうほの「クリスタルドラゴン」、遠藤淑子の「なごみクラブ」がどんなふうに終わるのか読みたかった。

 荻原規子の「レッドデータガール」、田中芳樹の「アルスラーン戦記」、小野不由美の「十二国記」、米澤穂信の小市民シリーズと古典部シリーズ、谷原美桜子の「美波の事件簿」シリーズの続きが読めないのも心残りです。

 作者に続きを書く意思があるのか否か知りませんが、小野不由美の「ゴーストハント」シリーズ、E.B.ハリスの「ヒルクレストの娘たち」のシリーズ。心残りがいっぱいだわ。

 続きを期待すること自体が既に間違いなのかもしれませんが、奥友志津子の漫画にも未完結の物がいくつもありましたね。全部とは言わないけれど。「STAR TRAIN」の放り出し方なんてひどいと思うーーー。続き読みたかったなあ。

 大好きな役者さんがずっと素敵な仕事を続けてくれますように。

 楽しい時を過ごさせてくれた友人達に沢山の感謝を。

 娘の健康と幸せな未来と大学受験の成功と就職活動の成功を祈願。パパと仲良くしなさいね。ヘンな意地はらず、あなたのものすごくヘンで面白いところをちゃんとパパにも見せなさい^^;
 夫の健康と新規事業成功を祈願。5/12に一緒に買物行った時に話したように、私がいなくなったら、医療費分、我が家の支出は減るんだから、気持をはやく切り替えて楽しい趣味見つけて楽しい人生をおくりなさい♪ そして、自分の娘は大事にして仲良くするように。読書好きとオタク化と意地っ張りは私に似たが、顔と理系脳は父親似だ。かなりの似た者親子だ。

 戦争と飢餓が無い、公正で幸せな世の中に少しでも近づいていくことを願いつつ、これにて終わります。

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2012年1月 2日 (月)

ENERO

 2012年です。1月です。タイトルをスペイン語の1月にしてみました。

○今月の観劇

ボニー&クライド
CHESS

 ボニー&クライドはどうなんだろう。以前、コンサートで聞いたクライドのソロナンバーはえらく甘い印象で、ボニー&クライドの物語イメージと違ったんだよな。でも、出演者が豪華なのだ。見ないという選択肢はありえないのだ。

 青山劇場で二つの舞台。
 CHESSは、とにかくもう、好みの歌声がずらりと揃っていることに、うっとりしている。

○来月以降の観劇

 2-4月まではとりあえず以下のような感じの予定。
 「陽だまりの樹」のチケ確保はこれからだけど、まあなんとかなるでしょう。貧乏席愛好者の私ではあるけれど、さすがにサンシャイン劇場の貧乏席はやめといた方が無難だろうな。この体調だとサンシャイン劇場2階席はあまりにも辛そうだわ。

2月 ハムレット
3月 ジキル&ハイド
   幻蝶
   マイ・ワン・アンド・オンリー
   ジキル&ハイド
4月 銀河英雄伝説
   陽だまりの樹


○今月読む本・漫画

上橋菜穂子の精霊の守り人シリーズ新刊。

漫画は特に買う物無しかなあ。スワンマガジンの最新刊はチェックする。


○今月見るテレビ番組

大河ドラマ
ステップファザーステップ
忠臣蔵
マルモのおきて


フィギュアスケート番組
 Jスポーツでロシア選手権、カナダ・ナショナル、全欧選手権、全米選手権。
 グランプリシリーズはNHK杯以外はテレビで見ないという方針に切り替えているので、この時期に欧米選手の今季のプログラムを一気見するのだ。青山劇場のCHESSとスケジュールかぶってしまったのが辛いところだけど。CHESSは上演期間が短いので、スケート放映時期と離すことが出来なかったのだ(涙)
 BSフジで2011年の全日本選手権。テレビ東京でスターズオンアイス。

 タカラヅカスカイステージも再契約して宝塚番組いろいろ。

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2011年12月30日 (金)

12月に読んだ本(物語以外)


大野更紗「困ってるひと」(ポプラ社)

 中島岳志さんが書いた朝日新聞の書評を読んで興味がわいたので図書館で借りてみた本。

 どういう経緯で本になったのだろう?
 ポプラ社というのは、私にとっては不思議な会社で、妙な児童書を出版している所という印象。中には良書もあるようなのだけど、きらびやかに可愛い変なインパクトの表紙がついていて顧客確保が中途半端になっている所っていう感じがするんだな。児童書以外の分野にも手を出しだしているけれど、水嶋ヒロの売り出し方とか、頭悪そうというかお金への固執が見えやすいというか。

 上智大学の学部時代、院生時代、ビルマの難民支援を自分の生きる道を考え始めていた著者を突然おそう難病。著者は自分自身が、援助されなければならない≪難民≫の状況に陥ってしまう。

 友人に頼ることの難しさをとても素直に語る著者。「できることがあったら、何でも言ってね」という100%の誠意に、とても素直に甘えて頼る著者は、とても素直にその好意に甘える。幸せだ・・・・・。そして、失敗するのだ・・・・・。お友達は正直に、甘えられることの負担感を語る。著者は、学部時代の卒業論文のテーマ「援助は誰のものか」がまさに現在の自分の状況と同じであることに愕然とする。援助は難しい。援助し続けることは一時的凌ぎとはなっても、援助される側の苦境の根本的原因を取り除くことは出来ない。最も周辺化され、最も援助を必要としている人びとにとっての最良の支援とはなに?

 著者は、自分が援助する側であった時を思い出そうとする。その時、難民である友人たちはどういう姿勢であったか?援助する側である著者に対して、過度に期待したり求めたりはしていなかった。ひるがえって、病人である自分は、助けてくれようとする友人たちに過度に甘え、頼り、そして友人たちは離れていった。100%自分を投げかけて誰かを頼ることは出来ない。友人も、先生も、両親も、それを重く思い離れていってしまう。そして残るのは孤独感。
 そんな時に突然、恋愛感情という変化、ずっと熱心に親身にたずさわってきてくれていた主治医の先生の心無い一言に出会い、著者は、ずっと入院していた病院を出て外で生活することを真剣に考え始める。 
 まだこれから第二章、第三章が待っている、若い女性の生きてきた第一章。
 当たり前の大変さが、コミカルに真面目に語られ続ける。

 序盤で、上智でインドネシアについて教えていた村井吉敬先生について軽く語られていた。なんとなく笑ってしまう。私、学生時代に、村井先生の授業・語りを聞きたくて上智まで足を運んで行ったことがあるのだけど、その当時と全くおかわりなさそうで。当時は、「バナナと日本人」「ナマコの眼」で有名な鶴見良行さんもご存命で、お二人の授業には、他大学の学生さんが結構潜り込んでいて、そういった学生さんを非常に熱心に受け入れる先生達であった・・・。やはり、上智でNGO活動に関心を抱いていたら、足を運ぶ先は村井先生の所なのね。若い頃はイケメンだったんだろうな、という大野更紗さんのコメントに頷く私。うん、私、村井先生をはじめて見た時、わーい、好みのタイプだなあとか思ったもんでしたわ(~_~;)


○福島みずほ対談集(論争社)

 対談相手は、鎌田慧 田中優、鎌仲ひとみ、浜矩子、内田樹、佐藤優、西山大吉、田中優子、田辺聖子、やなせたかし、湯浅誠。

 いろんな立ち位置の人、中には福島みずほとは全く異なるのではないかといった立ち位置の人がいるけれど、そうした人達の意見や思いを謙虚な姿勢でひきだしていく福島みずほの語りが面白い。世の中での彼女の嫌われ方は、フェミニズムの立場にいる人はこんな人といった安易な批判の遡上に彼女がのりやすいタイプに見えるからかなあ、と思うだけに、こうした彼女の見え方は面白い。まあ、フェミニズムに対する世の断じ方の方がそもそもは一方的でばかばかしい斬り方であることがしばしばだったりはするわけだけど。


○島崎今日子「<わたし>を生きる 女たちの肖像」(紀伊国屋書店)

 「アエラ」の『現代の肖像』の頁で書かれた、各界でエネルギッシュに動く女性への取材記事がまとめられた本。山田詠美、夏木マリ、萩尾望都、上野千鶴子のものを読みたかったので、借りてきた。
 山田詠美についての一文がうまい。こんなに短い文でここまで的確に彼女を語れるのがすごいな。

「硬質な文体はセックスを描いてもエロとは遠く、物語は感情と関係に収斂される。」

 萩尾望都の記事で著者が一番力を入れているのは多分、親との関係への絶望や萩尾望都が女性であることによってずっと味わい続けてきた閉塞感なのだろうけれど、私はその部分よりも、自己模倣を自身に対して禁じた萩尾望都の創作者としての決意に関する描写に惹かれる。
 上野千鶴子に関する文章では、彼女が人から「なぜあんな人を推薦するのか」と非難されても、頼まれれば推薦文や推薦状を書くことを断らない、自分自身が手に入れた権力を積極的に使って女たちに手を貸して人を育ててきた、ということへの上野千鶴子が持つ誇りや生き方の選択に言及しているあたりに惹かれる。


○図書館で借りて読んだ本
●購入して読んだ本
◎図書館で借りた後に購入手続きした本

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2011年12月29日 (木)

12月に読んだ本(物語)

 新刊の書籍をあまり読まない月だった・・・・・。
 スケジュール的に絶対受かりそうもない資格試験に向けたお勉強やら、既に読んだ本を読み返すやらをしていたら、こんなことになっていた。図書館への予約が詰まっていて、今月は読む本がまわってこなかったというのもあるかも。娘の学習参考書の購入が続いたりしたので、書籍代自体は結構出費がかさんでたりする。変な感じ。1月上旬までに図書館に返却しなければいけないのにまだ読んでいないという小説が何冊もあるので、来月はもうちょっと読むことになりそう。満足感につながるかは謎な小説の類を(-_-;)
 

○前田珠子「破妖の剣6 鬱金の暁闇10」(集英社)

 本編よりも、番外編の短編「アトラトの夢」の方が、ラエスリールと闇主の甘々じれじれを楽しむには良いかも(笑) ラスに対して好き勝手にしているようでいてどこか突っ切れずにいるままの闇主に対して笑いがとまらない。


○図書館で借りて読んだ本
●購入して読んだ本
◎図書館で借りた後に購入手続きした本

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2011年12月28日 (水)

2011年観劇散財記録

1月
銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国編
十二夜
宝塚宙組公演「誰がために鐘は鳴る」
時計じかけのオレンジ

2月
エディット・ピアフ
LOVE LETTERS
ゾロ ザ・ミュージカル
愛と青春の宝塚
○宝塚雪組公演「ロミオとジュリエット」

3月
わが町
国民の映画
宝塚宙組公演「記者と皇帝」

4月
CLUB SEVEN 7th STAGE

5月
○私の頭の中の消しゴム
レ・ミゼラブル
港町純情オセロ

6月
リトルプリンス
MITSUKO
風と共に去りぬ

7月
三銃士

8月
宝塚宙組公演「美しき生涯」「ルナロッサ」。
三銃士
三銃士
宝塚宙組公演「ヴァレンチノ」
三銃士

9月
ロミオ&ジュリエット
ロミオ&ジュリエット 
髑髏城の七人
◎髑髏城の七人

10月
アントニーとクレオパトラ
Piaf
隠蔽捜査
果断-隠蔽捜査2-
詩人の恋

11月
ニューヨークに行きたい!!
宝塚花組公演「カナリア」
江戸の青空 弐

12月
宝塚宙組公演「クラシコ・イタリアーノ」「NICE GUY!!」
GOLD

◎娘と一緒
○友達と並んで
●観劇遠征

 今年は観劇がいつもの年よりも少な目であった。40公演に達してない!!!
 宝塚観劇を控えめにすると、こんなことになってしまうんだなあ。
 といっても、一応私の目標は「1か月3公演まで」なので、今年も微妙に目標回数は超えてしまっている年なのであった。さて2012年はどうなりますやら。

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2011年12月12日 (月)

décembre

 わー、ふと気づいたら全然ブログ更新してないじゃないですか。
 12月をフランス語で表記するとどうなるかのメモくらい残しておかないと。
 来年はスペイン語にしようかな。
 11月に書きかけていてまだアップロードしてない文章については後でこっそり11月のところに入れておきます。そんなに多くはないかな。本の感想とか江戸の青空とか映画の三銃士とか超短期入院しちゃいました記録とか、そんな程度。

★今月の観劇

 見事に有楽町方面ばかりでの観劇♪ 
 帰りにキャトルレーブに寄って、「オネーギン」と雪組版「ロミオとジュリエット」のDVDでも購入して帰ろうかしら。と、散財計画中。でも、今月になってから既に、ブックオフオンラインで中古書籍に既に1万を超える出費をしている私・・・。
 来年の観劇はじめの観劇は、多分「ボニー&クライド」。

宝塚宙組公演
 ゆひすみコンビ目当て。脚本を読むためにル・サンクは既に買ってあるけれど、まだ読んでない。

8人の女たち
 出演者がえらく豪華なのでチケットとってみた。
 WOWOWでの生中継があるとやらで、チケット買わなくてもよかったかなあ、とか少し後悔しかけたけれど、スケジュールをよく見てみたら、WOWOW生中継日はスケートの全日本選手権とかぶってるから、どのみち見られない日なのであった。

GOLD
 今年最後の観劇。歌声が楽しみな出演者達。

 
★今月買う本・漫画

樹なつみ「花咲ける青少年 特別編」2巻
田村由美「7SEEDS」21巻


 本の購入予定がスケジュール帳に記載されてない・・・・・。
 こういう月は本来は、書籍代を節約すべき月なのだけど、大概そんなことにはならず、月の終わりにチェックすると、ここにはあげていなかった本が本棚にあるという事態になる。実際、この文章の頭の方に、それらしき内容が・・・・。先月の購入予定には入っていなかったはずの「名曲解説ライブラリ」のシリーズ(音楽之友社)も、今月に入ったら何点か本棚に新しくおさまってるし。まあ、古本屋で発見したら少しずつ買い集めていこうと考えていたシリーズではあるけれど。

★今月見るテレビ番組

造花の蜜
フィギュアスケート全日本選手権

 美女・檀れいが好きなので、ドラマ「造花の蜜」は楽しみなのだ。彼女の演技って、貞淑なタイプの女性よりも、哀しい女性、悪い女性を演じる際に一番魅力が出ると思うのだ。宝塚退団後の檀ちゃんにはあまりそういう女性の役が来ず物足りなかったのだけど、ここで一気に逆転?嬉しいなあ。

 年末に民放で放映されたドラマの集中放映とかあったりするかしら。
 娘が「マルモの掟」を見たがっているので、もし放映されたらチェックしてあげたい。のだけどな。放映当時、私がチャンネル権を確保していて、「JIN」を見ていたのだ・・・・

 フィギュアスケート番組は、ストレスを極力避けるべく、年内の前半戦については、アイスショー、NHK杯、全日本のみをチェックすることにしている。全日本も、女子については実況・解説がストレスなんだけど、今年以降は地上波アナログ放送から地上波デジタル放送への強制移行のおかげで、あのストレスフルな実況を聞かずにすむかな?(笑) 

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2011年12月 9日 (金)

年末に読んだ漫画

 11-12月に買った漫画の感想をまとめて記載。

●小花美穂「HONEY BITTER」(7) (集英社)

 珠里が過去の恋人・吏己と正面から向き合う巻。何か事件が起きそうな予感を漂わせつつそれは次巻以降に持ち越し。最終頁を見る限りでは、次巻では珠里と陽太にも何か異変が起こってきそう。いよいよ、吏己の件が陽太にばれる時がくる!?

 巻末に、雑誌に掲載された、DEEP CLEER発売記念漫画が掲載されている。掲載無の可能性もあるかなあ、と思い、雑誌を切り抜いてあったんだけど、心置きなく切り抜きを捨てられそうでほっとした。


●樹なつみ「花咲ける青少年 特別編」(2) (白泉社)

 ハリー編とルマティ編。
 ルマティにはさっぱり興味が無いんだけど、ルマティ編の「青皇に庭」はとても面白かった。「八雲立つ」以降、樹なつみ漫画は輝きを失ったと思っていたんだけど、普通に面白いじゃん?というか、ある意味、本編よりも面白かったりして?
 物語を動かしているのは、この中編のみ出演のせこいチョイ悪役青年ジニアス。上昇志向が強すぎて結局挫折してしまう少年。悪役をはるなら、もうちょっと頭が良ければいいのに。クインザと話す際にうっかり、クインザの弟である上司セザンを呼び捨てにしているあたり、頭悪すぎ。ルマティづきの人数の少ない青少年たちの葛藤の上に、輝ける少年ルマティ王子と彼に悪を見せまいとする忠実なるクインザがいる。悪役のせこさが、この二人の清々しいほどの雰囲気を強調してくる。
 ハリー編の「Inocence」は、若かりしハリーとその妻となる前のキティの恋物語。ハリーから女好きの部分をとったら立人かも、といったような性格だな、これは。
 最終巻である次巻には大トリで立人が登場するのだそうで、これはとても楽しみだ。でもお願い、花鹿を下手な描き方することによってテンション下げないでね。作者は男は魅力的に描けるけれど、女性キャラについてはいつもあまりうまくない。今回、キティも特には・・・・。


●田村由美「7SEEDS」(21)(小学館)

 船上で危機に陥っていた夏Bメンバーおよび夏Aの二人のエピソードにとりあえずは一区切りがつき、行方不明に陥っていた春メンバーの花の物語に移行。人間の集団の物語として繰り広げられていた7SEEDSの物語が、花がたった一人になって動いていることもあり再び、他の動植物との戦いをも交えたサバイバルの物語になる。
 花はあまり好きなキャラクターではないのだけど(自分を美人と自覚・認識できている状態で他者と接しているあたりとか・・・)、こういうサバイバルのエピソードで動かすとなると、やはり花を持ってくるのが一番ぴったりくるものなんだなあ。生きることに執着しながら水を得るために連日努力する姿など。

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2011年11月30日 (水)

11月に読んだ本(物語)

 あまり本を読めない月だった(涙)
 本を読むかわりに、娘の今後の進学を考えるにあたって、勉強法やら参考書・問題集やらについてあれこれ調べまくったりしていた。自分自身の生活を目標のはっきりしたものにすべく、資格試験についてもあれこれ調べまくっていた。でもこれって、なんか寂しい・・・・・。


●小野不由美「ゴーストハント7扉を開けて」(メディアファクトリー)

 リライト版完結。
 旧版は、この最終巻のみ上下巻だったにもかかわらず、リライト版は1冊のみなので、頁数をどうするのだろ、分厚い本にするんだろうか?と気になっていたのだけど。
 頁数はさほどどかんと増えているというほどでもなかった。構成が変わることにより、いろいろ割愛もされていた。かなり大きな変更と受け取れる、受け取らざるをえないような箇所も沢山。

 旧版の最終巻は、前半がホラーで後半がミステリー。
 リライト版は、基本的にミステリーである中に、ホラー部分が混ざっている。
 そんな形の構成変化。
 ぼーさんが一挙に謎解きをしていく爽快さが若干減じてしまっているかな? 麻衣がかかえてしまった疑問やイライラに、その都度、真摯に対応しようとするぼーさんの姿ってのは、これはこれでキャラに合致していると思えるものでもあるけれど。まあそんな感じで、読み終わってからいろいろかかえてしまったかな。変わってしまって惜しい部分、リライトによって納得した部分。どっちも有り・・・・・。おかげで、結局、旧版は手放せないという羽目に陥った。リライト版が出たら、心置きなく旧版を売ってしまえると思ってたのになあ。

 あとは、この後続くはずの三人称で展開される「悪夢の棲む家」や、さらにその後も続くはずだった新シリーズがどうなるか、ですな? このリライト版、よく売れていて注目されていたようだし、その勢いで是非、続きを出していってほしいところ。だって、まだ解決していない謎があるじゃないですか。彼は何故まださまよっているのか、とか、彼がさまようのをやめる時はやってくるのか、とか、彼がさまようのをやめる状況がくるとしたらそれはどんな状況なのか、とか。

 小野不由美さんが、読者から麻衣とナルのらぶらぶ展開を期待されるのが嫌なら、それはそれでいいので、続きをぜひとも書いていってほしいところ。まあ、あからさまに否定するのではなく、描写をしないという形で想像の余地だけ残しておいてくれればありがたいけれど、と、麻衣&ナルのカップル期待派としては願ってしまいますけれどね(笑)麻衣はぼーさんやら他の男とでも幸せになれる良い子だけど、ナルは麻衣を逃したらもう誰もいないしな(笑)


宮部みゆき「ステップファザー・ステップ」(講談社)

 智(さとし)と直(ただし)は中学生の双子の兄弟。両親はそれぞれ駆け落ちして家出中。仲良く暮らす二人のもとに、ある日、プロの泥棒が落っこちてきた。いやいやながらも、二人の父親がわりをさせられる35歳の泥棒男性。そんな三人を巻き込んで、次々と起こる事件!

 上川隆也さん主演でドラマ化されると聞いて読み始めたライトノノベル。
 予想外に楽しかった。面白い。あったかい。これは本棚に置いておこう♪続きが出たら是非読みたい。続きが出ても不思議はなさそうな設定で、お話が終わっている。双子の両親については結局語りきられていないわけだし、泥棒のお父さんが今後恋愛に突入していっていろいろゴタゴタに巻き込まれる物語もありそうなムードをにおわせているわけだし。

 図書館で青い鳥文庫で借りてきたら、娘が目をつけた。カバーイラストの絵が好みなんですって。というわけで、青い鳥文庫で購入することに(笑)期末テストが終わったら読むらしい。娘の好みのタイプの小説であるとも思われる。


○本宮ことは「雪の聖画と氷の首飾り 聖鐘の乙女」(一迅社)

 内容が薄いが既にシリーズ10冊目。
 アティーシャとネイトの不器用ラブストーリー。とまとめてしまっていいよねえ?本筋なんてあってなきがごとし。
 ようやく、ネイトへの恋心を自覚するアティーシャ。


○谷瑞恵「伯爵と妖精 真実の樹下で約束を」(集英社)

 クライマックス近し?といったような怒涛の展開が始まりだしたのかな?
 ファンはさぞやわくわくしながら読んでいるんだろうなあ、と、なにか外野にいる物寂しさ。彼が彼女を忘れてしまうかもしれない、なんていう展開は、設定としてはとても切ないはずなのに、その切なさが胸に響いてこないのは何故?


○湊かなえ「夜行観覧車」(双葉社)

 高級住宅街に住むエリート一家で起こった殺人事件。父親が被害者で母親が加害者。
 予定調和的な家族物小説。


○図書館で借りて読んだ本
●購入して読んだ本
◎図書館で借りた後に購入手続きした本

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2011年11月20日 (日)

セレブな奥様とお嬢様の、とある半日(笑)

 午後、品川プリンスシネマに娘と一緒に向かう。映画「ツレがウツになりまして」を見るために。
 娘は、可愛い宮崎あおいちゃんを好きだし、ゲキ×シネ「蛮幽鬼」のサジを見ているから堺雅人も大好きなのだ。

 品川プリンスシネマ。プリンスホテルは品川駅の目の前なので行きやすい場所かと思いきや・・・・プリンスシネマは坂を大分上った先にある建物だった。坂は傾斜がきつかった。もうこの映画館行くのは嫌だな。
 品川プリンスシネマの座席は、傾斜がかなりあって、前方の人の頭の位置を全く気にする必要がなかった。それはありがたいのだけど、坂は辛かったなあ。

 映画は期待通り、面白かった。キャスティングの成功=作品の成功の好例。
「サジの笑い顔と、ツレの笑い顔って、同じ人がやってるんだよね?全然別の人に見えるよ。すごいね、やばいよ。やばすぎる」
と、堺雅人の演技派ぶりに驚嘆していた娘。

 映画が終わった後、新宿の紀伊国屋本店に向かう。目的は、英文法・英単語・英語検定の参考書・問題集購入。
 もうすぐ始まる定期テストが終わったら、その後の試験休みと冬休みを使って、とりあえず一回通読しときなさいね♪と言って、英文法の定番参考書「Forest」購入。中学生段階ではまだ手をつける必要は皆無だけど、一応本棚に並べておくべく、英文法の定番問題集も購入。
 その後のメイン目的。英単語集で「システム英単語」か「DUO3.0」のどっちかを選ばせること。中学入学に学校指定でもらった英単語試験用テキストは、学校が作って配布しているのだけどあまり出来がいい物ではないので、定番の物、なおかつ、単語羅列集ではなく短いフレーズの中で単語を記憶させるタイプの単語集を持たせておこうと思って。娘は駿台文庫から出ているシステム英単語を選択。が、システム英単語は実は、11/24に改訂版が発売されることになっているので、紀伊国屋では買わない。24日になったら近所の本屋で買うことにする。 高校3年生までの間に、何回か繰り返して単語覚えなさいねーー♪と声かけすると、結構素直に頷く娘。

 高校生になったら学校でTOEICを受験させられるので、TOEICの本も購入。
 英検は次は準2級受験だ。中学のうちはもう英検は受けないとか言ってるけれど、とりあえず過去問くらいは買っておく。

 といった感じで、学習参考書売り場から英語本売り場に移動してあれこれ見ていたら、
「『チョコレート・アンダーグラウンド』を、原書で読んでみたいな」
とかいきなり言い出した娘。おおっ、英語の原書で何か読みたいなんて言い出すなんてはじめてではないか。買いましょ、買いましょ。と思ったけれど、娘はその場にその本が並んでいるのを見ていったわけではなかった・・・・・・。Amazonで買えるかな?しかし本当に、チョコレート・アンダーグラウンドが好きだなあ、うちの娘は・・・・・。民主主義について突然熱く語り出す時にこの本をしばしばひきあいに出している。

 紀伊国屋での買い物をすませた後、新宿高野への移動。目的は、デパ地下でお惣菜とパンを買って帰ること。外食するほど体力残ってないような気がするので。
 デパ地下。お土産のお菓子やらなんやらは買ったことはあるけれど、その日のご飯を買うのってもしかしたらはじめてかしら。娘だけでなく私自身も(笑)
 浮かれる娘。
 お値段にびっくりしている娘。

「すごい、すごい。セレブのお嬢様になったみたい!!!!!」

 セレブ!?
 デパ地下でパンとお惣菜買うとセレブなのか!?
 そりゃまあ、近所のスーパーマーケットでパンとお惣菜買うよりははるかに高いし、美味しそうではあるけれど。

 でもセレブ!?

 どうも、語彙の選択を間違っているわけではなく、本気でそういう気分になって喜んでいるらしい。

 普段、質素な日常生活をおくるってとてもとてもとてもとても大事なことなのね。こんなちょっとしたことで、こういう喜び方が出来るものなのか(笑)

 パンとお惣菜を買っただけで、フルーツギフトは眺めるだけで通り過ぎたのだけど。果物のお値段にもひっくり返りそうになってた娘。
「将来のいつか、こういう果物をどかどか買ってみたいなあ」
とうっとりしながら値札を眺めてた(笑)確かにものすごくものすごく高い物もあったけれど、娘が口にする≪高い果物≫には、4個1000円の柿だとか、そういった物も含まれていた・・・・・。

「たかだか一個の林檎を見て『林檎1個100円は高い』とか言っているのが嫌になっちゃったよ」
とか言っていた。贅沢者め。

 でもなんだかとても幸せそうだったので、またデパ地下にご飯買いにくるようなことがあったら、つれてきてあげようかしら、なんてちょっと思ったりした(笑)

 パンを買いすぎて夕飯では食べきれなかったので、学校で食べるお昼ごはんに少し持って行って、セレブのお嬢様気分を味わうんだそうです。セレブ・・・・(笑)(笑)(笑)

 新宿駅からの移動。日曜日なので座れるかと期待してたのだけど、事故で電車の遅れが生じていたようで座れず。
 駅を降りるとそれほど遠くない場所にローソンがある。
「おでん70円セール、ローソンでもやってるのね。」
と言ったら・・・・・・セブンイレブンとファミリーマートとデイリーストアのおでんの違いについて語ってくれる娘。自分のお小遣いで一品ずつ買って食べ比べをしたらしい。セレブと縁遠い生活をおくるお嬢様は、そういったことには詳しいものなのね(笑)

 マクドナルドについても少し語ってた・・・・・・。学校から家への道には、マクドナルドがほとんど無いらしい。全くないわけではなく、学校のすぐそばにはあるのだけど。校則に違反しない形で物を食べるにはいろいろ工夫が必要らしい(笑) 朝ごはん用にコンビニで食べ物を買うのは、校則的にOK。でも、帰り道でコンビニで買い食いするのは校則的にNG。そういう意味で、学校のすぐそばにマクドナルド、というのはあまりありがたい環境というわけでもないんだそうだ。
「でも、使い勝手のよくない所にしかマクドナルドが無いのなら、変な形で散財しなくていいから、寧ろ、ありがたいことじゃない?」
と聞いてみたら、
「うん、確かにそうではあるんだよねえ」
と真剣な表情で頷く娘ではあった・・・・・・・。
 普段は、マクドナルドにお金を出さない私だけど、今月25日からグラタンコロッケバーガーがまた発売で、トマトグラタンコロッケバーガーとかいう新商品も出るそうなので、その時だけはお金出しましょ♪と言ってある。マクドナルドにお金出すのは、グラタンコロッケとか月見バーガーとか、ちょっと普段と違った場合にのみ。

 ああしかし、帰宅して食事したら胃もたれ・・・・・。さらに、グラコロのことなんて書いたから、肉体的にだけではなく精神的にも胃もたれしてきたような(苦笑)

 その日の一日の終わりは、テレビでドラマ「パンドラIII」。
 実に豪華キャストのドラマだったなあ。内容的にはアレなドラマだったけれど、豪華キャストはすべてを覆い隠すといったような感じ。まあ、でも次なる機会があったら、折角、内野聖陽&上川隆也といったキャストの共演があるなら、それに見合った内容のドラマがぜひぜひ見たいなあ。今回は、この二人が全然からまないというのが一番物足りなかったのだ。
といった感じで、若干しょぼく終わったセレブな奥様とお嬢様の半日。でも、デパ地下でお嬢様があれほどまでに浮かれはしゃぐというのは、全く知らなかった新鮮な体験なので、この贅沢を娘が大はしゃぎするということはぜひとも記憶しておかなくては、ね♪

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2011年11月14日 (月)

三銃士スピリッツたっぷり

 ミレディの吹替をやっているのが檀れいであるということを知り、テレビ放映待ちをする予定だった映画「三銃士~王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船~」を見に行くことにした。宝塚時代から、檀ちゃん好きなのーーー♪貞淑な女性とかお姫様の檀ちゃんよりも、悪い女とかはっちゃけたぶっとび女とか腹に何か一物抱えている女を演じる檀ちゃんが大好き。宝塚退団をしてからの檀ちゃんの役は、貞淑系やらの普通の女が多かったのでなんか物足りない感じであまり興味が持てずにいたんだけど、ミレディですってーーー!? ミレディの檀ちゃんに興味わかないはずはない。見に行くに決まってる私。
 いつまでやっているんだろう、よりも、どこでやっているんだろう、を気にしなければいけなかったのね。字幕版を上映している映画館は多いけれど、吹替版は意外と少な目?

 この映画、サブタイトルに飛行船の文字が入ることに「???」となっていて、色物的展開、差込エピソード的展開がくるものとばかり思っていたのだけど。
 これは!とっても正統派の「三銃士」の物語展開をしているじゃあありませんか!? いや勿論、後半は飛行船・飛行船・飛行船・飛行船・飛行船ではあるのですが(笑)でも、飛行船を使っての物語展開も、三銃士スピリッツに満ち溢れているので(爽やかに「一人はみんなのために、みんなは一人のために」。)、ものすごく三銃士なんだ。

 東宝で上演された舞台を楽しんだ人ならきっと、この映画も楽しいはず。
 映画のアトスとロシュフォール、帝劇舞台に出てた人と顔の造作においてなにげに共通項多くありません?映画版ポルトスはえらく男前。アラミスも男前。コンスタンスはめっちゃ美少女で、夫はいない。アンヌ王妃は顔が好みじゃなかった・・・・。ダルタニアンは小生意気そうな可愛い男の子で、いかにもダルタニアンだ。ルイ十三世との並びも可愛い。リシュリューだけでなくバッキンガム公も悪い奴に分類されるホン?
 ミレディは悪女だった。やっぱりミレディは悪女であるのが嬉しい。ミレディが屈折と不幸を抱えすぎていると、エンタメ感が減じてしまう。艶やかに微笑みながら平然と裏切り行為。その悪女っぷりは、重すぎることもなく、痛快。これこそがミレディ。ああ楽しい。

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