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2005年11月 9日 (水)

花總まり宝塚退団の報に思う

「え?そんな、いかにも普通の娘役みたいなやめ方しちゃうの?」

 宝塚人事についてあれこれ考えすぎるのは、折角のストレス解消手段の宝塚観劇が逆にストレスになるので避けよう、このブログでは宝塚についてはできるだけ舞台そのものについて思ったことだけ書くことにしたいと思ってたんだけど、あまりの衝撃についつい語ってしまうー^^;

 花總まりが宝塚歌劇団を退団する、というニュースを聞いて、真っ先に思ってしまったが冒頭一行の件。

 あそこまで長い期間、優遇されて在団してきた花ちゃん。我が家の9歳の娘が私のお腹にまだいない頃から既にトップ娘役として何作も活躍してた花ちゃん。
 娘役主演公演とか当然準備されると思ってた。最近だとゆうこちゃん(風花舞)、グンちゃん(月影瞳)がバウホールで主演したじゃないですか。花ちゃん待遇だったら、バウホールサイズの主演じゃなくて、例えばドラマシティで主演だとか日生劇場で主演だとか、そんなことがあっても全然驚かないわ。なのに、退団発表後に出演するのは、たかちゃん(和央ようか)主演コンサートと小池修一郎氏による一本立て作品だけ?花ちゃん主演公演は結局なし?いや、《実質的な主演》なら沢山してるけど、《名目上も単独主演》ってのは結局『風と共に去りぬ』新人公演だけだったということになるの?

 小池オリジナル作品で退団するってのもなんだかびっくり。
 だって最近の小池作品っていったら・・・「薔薇の封印」はつまらなかったし、宝塚以外で「PURE LOVE」という《ここまでセンス最悪な愚作に脚本・演出として名を出してどうして恥ずかしくないの?》と愕然とさせられるようなシロモノもあったし。次回宙組公演はワイルドホーン作曲という話題はあるけれど、とどのつまりは小池オリジナルにすぎないじゃないですか?^^;(現在上演中の雪組バウ公演で少しは安心させてくれるといいなあ。私は来月の青年館待ちですが)

 本当に長い期間トップ娘役で居続けたのに、そしてそれだけの実績や代表作も残してきた人だったのに、結局《男役の添え物としての娘役》みたいな形でやめちゃうのねえ、花ちゃん。このまま専科に行って、たまに、年上の美しい女性みたいな役どころのヒロインで特別出演したりするに違いないと実はかなり期待してた。光源氏に対する藤壺、ジュリアン・ソレルに対するレナール夫人のような形なら、組内のトップ娘役は別の重要なヒロインにすえて花ちゃんもヒロインとして本領発揮するといったふうにできるんじゃないかなあ、なんて想像してた。

 私が好きだった役はエリザベート(雪組版)、「晴れた日に永遠が見える」のデイジー、アントワネット。トゥーランドット、HANACHANGのはなちゃん、BOXMANのドリー。どれが一番と問われたら・・・・デイジーかな?貫禄がある女の役も良いんだけど、自信の欠如でちょっと神経症的になっている、でも心の底には強い思いを秘めた女の子・・・そんな役どころの花ちゃんが大好きだった。

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