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2007年12月20日 (木)

とっても楽しかった「オール・シュック・アップ」

 なんでアンケート用紙がないのだ!?
 あったら絶対に感想欄に
「再演希望!!!! 楽しかった!!!!!!!!!!!!!!」
とでかでかと書いてくるのに。

 楽しく拍手して、スキップしたい気分で劇場を後にしたミュージカル「オール・シュック・アップ」。
 青山劇場2階最後列での観劇。

 馬鹿馬鹿しいほどに単純で可笑しくて、カップルがわんさか誕生で、ノリノリにハッピーになれちゃう舞台だった。プレスリーの曲がこのハッピーなミュージカルにぴったり。カーテンコールだけじゃなくて劇中でも手拍子いれたかったな。

 チャドの坂本昌行くんの≪エロい腰振り≫がいいです。くねくねと綺麗に腰ふるんだけど、坂本くんの雰囲気ってなんか超絶二枚目とは違う素朴な部分があるんで、腰振りが嫌らしくなったり毒をもったりしなくて、純粋にノリノリの楽しい雰囲気になるんですね。物語上の主役というよりも、プレスリーの曲のミュージカルの真ん中の人という意味での印象の方が強かったかな。

 ナタリーの花影アリスちゃん。かわいい、かわいい、かわいい、なんて可愛いんだ!!!!!!!!!
 ドレス姿の時よりも、ジーンズやらつなぎやらの小汚い格好をした時の方が、素の可愛らしさが浮き上がってくる。やってる行為自体はかなり体当たりの誘惑行為であるにもかかわらず、女っぽさやら色気やらが妙に無いというそのギャップゆえに、ナタリーという女の子が嫌みや嫌らしさのない健気で一途な可愛い女の子になっている。男装している時に告白のお稽古にかこつけてチャドに迫る姿とか最高(笑)

 サンドラの湖月わたる君は悩殺系美女。この人は宝塚男役でも女優でも、ちょっと頭のネジが変なところにとんでっちゃったような、能天気で可愛い人が似合いますね。いやもう、沢山笑わせていただきました。つんとおすまししても憎めないし、アホっぽい言動とっても明るく可愛いし。それにしてもあいかわらず脚線が綺麗だ。

 岡田浩暉さんのデニス。ナタリーに片想いしている男の子。
 岡田さんって緻密な演技派だなあ、としみじみ思った。
 デニスって、結構微妙で難しい役に見える。ラストの突然のカップル誕生場面って、ナタリーへの片思いの切なさからどうつなげるかっていうのはかなり難しそう。
 岡田さんのデニスは本当に本当にナタリーが好き。でも、それと同じくらい、コンプレックスだとか、自分を見てほしいという思いだとか、誰かにとって意味のある存在でありたいという気持が強い人。
 デニスの恋の顛末に関して最初は「え?」と思ったけれど、彼の今までの言動を思い返してみれば、見てもらえた、注目してもらえた、というのが、彼にとって本当に本当に本当に幸せなことなのだということがわかる。
 ラブコメ舞台としての全体のバランスを崩すことはなく、楽しくおかしいノリの中で、そうした思いをきっちり納得させてくれる。
 デニスの報われない想いが哀しかったけれど、最後は多分幸せになれたようで、良かった☆

 尾藤イサオさん、諏訪マリーさん、伊東弘美さん、青山明さんといったベテラン陣もさすが。観劇前にパンフを見た時、尾藤桃子ちゃんについては七光?と思ったけれど、ごめんなさい、舞台見て大反省しました。溌剌としていて自然と目がいく。そしていい声だ。ゴスペルとか歌ったら似合いそうなパワフルな雰囲気だし、玉野さんのショー等にも似合いそうな人。

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