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2009年2月

2009年2月28日 (土)

2月に読んだ本(物語)ーーー玉岡かおる、クレンツ、臨場、マルバーン

玉岡かおる「銀のみち一条」上・下(新潮社)

 時代は明治。舞台は、銀山のある生野。富国強兵の時代の中で、銀山のある町に生まれ合わせた女たち、男たちが人生を生きていく。
 ヒロインは、文学をたしなむ女学生だったお嬢さんの咲耶子。世間知らずのお嬢さんにすぎなかった彼女が、辛い結婚や病を経て、視野を広げていく。
 美しい芸妓の芳野。いとしい男に、怒った顔が一番美しいと言われる女。
 咲耶子につかえる女中の志真。心優しく真っ直ぐな性格。
 そんな彼女たちが意識する男が、銀山の鉱夫である大柄な男・雷太。数奇な生い立ちの中で知を渇望し、心優しく生きる。

 それぞれの登場人物の子供時代から、短いエピソードが淡々と積み重ねられる形で始まっていくので、咲耶子が共感できないキャラであったこともあり最初は入りづらかったんだけど^^; 人生の大きなうねりに押し流される人、押し流されずに意味や価値を見出していこうとあがく人達の思いが、クライマックスに結実していく流れは見事。

○ジェイン・アン・クレンツ「月夜に咲く孤独」(MIRA文庫)
 原題「Truth or Dare」
 「黄昏に眠る記憶」の続編。

○横山秀夫「臨場」(光文社文庫)

 4月から始まるドラマのために予習読書。

 横山秀夫の本は、好きな役者さんがらみでドラマ化・映画化される時にのみ借りて読んでいるのですが^^; 緻密な展開が楽しいです。殺人シーンの描かれ方も細かいので、買って手元に置くまでには至らないのだけど・・・・・・。

○マルバーン「夢のバレリーナ」(偕成社)

 小学生の頃持っていたのだけど転居の際に手放してしまった本。
 原題「Gloria,Ballet Dancer」
 ヒロインはバレリーナを目指す少女グローリア。経済的な苦しさの中でバレエをやめようとしていた時に訪れたオーディションのチャンスを、緊張でがちがちになってふいにしてしまう。いったんは就職するが、ボーイフレンドに誘われて見たバレエ公演をきっかけにバレエへの情熱が再燃し・・・・・・・。

 巻末解説によると、原作の前半しか訳されてないらしいけれど、後半はどういう展開をするのでしょう?^^; 原作が手に入るなら読みたいな。オーディションで辛辣な怒鳴り声でグローリアを落としたことを後日出会った時には忘れ果てていた、若き舞踊家のガーデナーさんと、多分いい関係になっていくのだろうなあ。

○図書館で借りて読んだ本
●購入して読んだ本
◎図書館で借りた後に購入手続きした本

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2009年2月27日 (金)

2月に読んだ本(物語以外)

○山本史郎「東大の教室で『赤毛のアン』を読む」(東京大学出版会)

 近所の書店では、外国文学評論の棚ではなく、外国語の本の棚に並んでいた本。
 東大の英文学の講義の中で学生とやりとりしながら、「ジェイン・エア」が何故ラストの展開で突然超自然現象に走ったか、村岡花子訳の「赤毛のアン」では何故マシュウの死の後にマリラがアンに思いを語る大事な場面を訳さなかったか、といったようなことが、原文を丁寧に読み進めながら考察されている。

 赤毛のアンを若い頃にアンに共感しながら熱心に読みながら大人になった人は、今はマリラの思いを細かく読みほどきたくなる年齢に達しているんだな。マリラに言及した評論を最近よく見かける。


○油井大三郎「好戦の共和国アメリカ 戦争の記憶をたどる」(岩波新書)

 デモクラシーの先駆者を自負するアメリカが時として戦争に前のめりに突き進む好戦性はどこから来るのか、といったテーマを掲げて植民地期にまでさかのぼってアメリカにとっての戦争を通史としてたどる一冊。
 タイトルは多少扇情的だけど、大半は歴史をたどることに費やされ、テーマについては終章でざっくりまとめられている。好戦論と非戦論が常に拮抗するように対立し、非戦論の批判を受けて好戦論の内容も時代の中で変化していく過程。


◎銃をもたされる子どもたち 子ども兵士」(リブリオ出版)

 世界の子ども兵士の問題、10代前半という幼さでありながら、幼いからこそ銃を持たされて最前線に立たされる子ども達、助けられた彼らが抱え続ける大きな心の傷。それらについて、子どもにもわかりやすい文章・沢山の写真満載の一冊。
 いずれ読もうと思わせるべく、娘の本棚に放り込むために購入した。


○新井潤美「自負と偏見のイギリス文化 J.オースティンの世界」(岩波新書)

 オースティンの作品を紹介しながら、当時のイギリス文化、階級社会を語る一冊。
 ドラマ等でブームが起きつつあるオースティン人気に関しても触れていたりして、コリン・ファースのダーシーに同様にどきどきしたものとしてはにやりとする部分も。


◎熊本日日新聞社「水俣から未来へ」(岩波書店)
 
 地元新聞社ならではの、真摯で丹念な取材を積み重ねた、水俣病に関する渾身の一冊。 近年の水俣病に関する本の中では一番すぐれた、そして、新聞記事ならではのわかりやすさ。娘の本棚に放り込んでおくために、ネット古書店のお知らせメールに登録して購入。


○菅聡子「<少女小説>ワンダーランド」(明治書院)

 日本の少女小説、翻訳の少女小説の網羅・紹介の1冊。
 この分野には結構詳しいつもりだったけれど、まだまだ読んでない物が沢山あるなあと、メモとりながら楽しむ。
 氷室冴子訃報直前に書かれたらしく、≪氷室冴子論≫に注釈の形で訃報が付け足されている。
 氷室冴子は、おんなこどものものと軽視されるこの分野に深い愛情と誇りを抱きながらこの分野を新たに一歩推し進めた人だった。
 氷室冴子にこそ語ってほしいことも多い分野でもあるし、氷室冴子による書評をも読みたい分野でもあった・・・・・・・・・・・・。


○ロイサウ・キース「クララは歩かなくてはいけないの?」(明石書店)

 周辺分野に追いやられた中で細々と栄えてきた少女小説という分野の中にも勿論、その時代ならではの人々が抱える障がい者や第三世界への偏見・差別が反映されていたりする。
 クララが立った場面はもちろん感動的な場面ではあるのだけど、この問題提起にはなるほどとはっとさせられるものもある。
 自分が愛してきた少女小説の分野も、こうした評論の対象としてきっちりとりあげられるものになってきているんだなあ、と、フェミニズム批評の浸透を嬉しく思いつつ、自分が愛した少女小説で育ててきた感覚を見つめ直してみるのにとても有効だった一冊。


○宇都宮健児・湯浅誠「反貧困の学校」(明石書店)

 日本の貧困の現状について、現場から真摯に根気よく語り続けるお二人の本は常に要チェック。


○山田肖子「アフリカのいまを知ろう」(岩波ジュニア新書)

○「シリーズもっと知りたい名作の世界 赤毛のアン」(ミネルヴァ書房)


○図書館で借りて読んだ本
●購入して読んだ本
◎図書館で借りた後に購入手続きした本

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2009年2月24日 (火)

宝塚花組「太王四神記」観劇雑感

○観劇前

 韓国ドラマは「冬のソナタ」しか見たことありません^^;
 日本のドラマを見る余裕もなかなかないのに長時間長編の韓国ドラマまで手が回らないっていうだけの理由なのですが。
 今回の観劇は見送ろうかなあとか思ってました。体調いまひとつだし、一幕物のお芝居だとお気に入り花組娘役さん達の役が小さそうな予感もあったし。(一花&すみ花&きらりが好き)
 でも、初日があけたら大空祐飛君の評判がいいのが気になってしまって。

 そんな感じでぐずぐずしていたのですが、チケットをいただいて観る機会が出来たので、大喜びして出かけました。どうもありがとう!(#^^#)>Mさん

○小池演出・小池脚本

 すさまじいテンポでお話が進みます。休む暇なく楽しいです。

 舞台装置が回りまくりうごきまくる。そして大人数が回り舞台の上に立って舞台が動いて行く様は壮観。炎などの映像の使い方も派手。
 わーい、宝塚歌劇を見た!という楽しさを存分に味わえます。

 しかし。脚本が結構ものすごい。
 1幕終盤でタムドク王子がいきなり、自由になるために駆け落ちと言い出した時には驚愕。ちょっと待て。そんなふうに簡単に言っちゃっていいものなの?自分の役割を簡単に放棄するの?というか、葛藤がきっちり描かれているわけでもない中でそんなことを突然言われたので、見ているこちらは唖然呆然。

 2幕でタムドクが、愛する人を幸せにできないなら国を幸せにすることはできないと言い出した時にはさらに驚愕。タムドクとキハのラブラブ場面になって呆気にとられた。あの・・・・・・・国はどうなるの?彼はその女と結婚することが許されるの?彼はちゃんと国をおさめられるの?神器を大事に守ってきた人達の苦労や努力を、こんな形で突然終わらされて皆は納得できるの?

 王子が寝食に困らない生活が出来るのは王族を支える人達の税やら労働やらのおかげのはずで、だからこそ王族というのは責任を抱えているのでは・・・・・・というのはごく普通の感覚かと思うのですが。その感覚だとこの作品のタムドク王子という人が理解できません。簡単に投げだしてはいけないものをやむをえず投げ出すという選択をする主人公には、相応の葛藤を物語上で与えられなきゃいけないと思うんですが・・・・・・・・のほほん王子にそのような葛藤はない。この王子をどううけとめたらいいのだろう。

 派手で華やかで楽しい舞台だからまあいっか・・・・・・とうけとめればいいのだろうか?

○幕間

 トイレの後、すぐにプログラム確認。
 カクダン誰だっけ。綺麗で凛々しくて素敵だったな。記憶にない娘役さんだが???おおっ望月理世ちゃんだったのか。最後に目立つ良い役がきましたね!女役だけど。

 もう一人確認しなきゃ、と思ってたら、公演に誘って下さったMさんが出てきたので、いろいろ教えていただく。
「スジニとヒョンゴが出ている場面で歌で目立っている男役さんは誰なのかしら」
「ああ、その人は新公の主演だった人」
「あ、この人がそうなんだぁぁぁ!」
「まあ君(朝夏まなと)はちょっとわかりづらいかもしれないかしら」
「あ、そういえば私、どれがまあ君がわからなかったの」
「チュムチなんだけど」
「チュムチってどの役だったかしら・・・・・
「モヒカン頭で目立っていた人」
「・・・・・・・・・・!!!!!!!!!あれがまあ君!?全然わからなかった」

 既に1回ご覧になってたMさんは、「2幕で出てくるチョロがかっこいいから注目して」「2幕でさらに黒くなっていくゆうひ君がとても素敵なの」と、観劇ポイントを指摘して下さいました。このところ一人観劇が多かった私は、なんだか嬉しい。

 ヒョンミョンの望海風斗くんのお名前と顔はしっかり覚えておいて、今後も注目しておこうと思ってます。

 ストーリーにはいろいろ思うところもあるけれど、こんなふうにあちこちに要チェック!と思える生徒さんがいる公演を見るのは楽しいです。

○ダークヒーローの噂の彼

 ゆうひ君が今まで演じた役の中で一番好きだったのは「暁のローマ」のカシウスでした。
 ブルータスを操ろうとする陰の男。それでいて、陽の存在のブルータスに惹かれ彼に対するコンプレックスから逃れることのできない男。演説するアントニウスによって生じた危機にブルータスよりも先に気づくことができる男。しかしだからといって何かをなしうることはできない男。「暁のローマ」のカシウスの陰と葛藤と屈折はゆうひ君の陰のある雰囲気にぴったりでした。

 今回の舞台におけるヨン・ホゲという男は、カシウスのように裏で誰かを操るのではなくもう少し単純。表に出て自分が立とうとしたらこうなってしまった、といった哀れな男。信じてきたものや信じたいものを屈折の中で捻じ曲げ、しかしカリスマ性や力量が不足しているので結局は頂点に立つところまで到達できない男。冷酷に徹しきることも結局はできない男。

 ダークヒーローというよりは、親近感を感じる類の屈折感・・・・・。
 それにしても、この手の屈折だとか失意だとかを演じると、なんでここまでってくらいゆうひ君は魅力的に見えるんだろう・・・・・。

○このコンビは?

 脚本のせいなのかなあ。「愛と死のアラビア」に続き、この作品でもまとぶん(真飛聖)&桜乃彩音ちゃんコンビにはいまひとつしっくりこないものがある。スピーディーに展開するこの作品で一番退屈に思える場面をあえて選ぶとするとこの二人のシーンだというのは、まずいような。
 テレビで見た「メランコリックジゴロ」の二人のシーンはラブラブ感は悪くなかったので、やはり脚本のせいなのかな。

○物語と語り部の関係性が???

 冒頭、上手セリ上がり登場のまっつ(未涼亜希)。スターさんなんだぁぁぁぁ!^^;
 滑舌の良い美声で語り部です。まっつならではの存在感。いい声だなあ(#^^#)

 ただ、折角の語り部としての存在感が、物語世界の中の登場人物となると沈んでしまうような印象になるのはもったいないなあ。語り部として存在していた人が、ラストへの流れの中で語り部としての存在意義を忘れられたような脚本構造が不満です。構成的にすっきりしない。最初にせり上がりで語り部として登場したのだから、最後も語り部として物語を終わらせる役割をなんらかの形で担ってほしい。その方が構成的にすっきり納得いくのだけど。

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2009年2月23日 (月)

ナベルビン4回目

 肘の裏側の血管使用に失敗。
 血管がよく見える手首を狙われそうになったけれど、痛そうなので
「手の甲じゃダメですか?」
とこちらから聞いてみる。手の甲なら、CTで造影剤入れる時にいつも針をさされているから慣れているし。
「一回で針が刺されば痛さなんかないよ」
と先生は言うけれど、違います。痛いんです。針がそこにささっていると考えるだけでいやーんな気分になる部分もあるんです。

 前回の副作用は・・・・・・特筆することもなし。
 先週は観劇も予定通り2回きっちりやっとります。

 「スーザンを探して」では幕間に鎮痛剤飲んだけれど、終演後のライブでは吉野圭吾くんの「立て立て立て」のお声に素直に反応して、楽しくスタンディングしてまいりました。痛み止め飲みつつライブ参加。青春よねーーー☆

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2009年2月20日 (金)

「スーザンを探して」観劇記

 意外と^^;楽しかったです。G2演出の「アワ・ハウス」とか日生でやった「TOMMY」がいまひとつ好みでなかったので、70年代ロックで綴られるミュージカルっていうだけで二の足を踏むものがあるといった状態でした。吉野圭吾くんが出る新作なら行かないという選択肢はなかったのですが。保坂知寿さんも出るしタータン(香寿たつき)も出るしカリンチョさん(杜けあき)や山路和弘さんも出るし、作品がちょっとアレでも多分チケット代金分の満足にはたどり着くはずだ。

 知寿さんの普通の主婦ロバータが、タータンの奔放な女性スーザンのゴタゴタに巻き込まれて、自分の退屈な普通をかえていくといった本筋。

 その際に巡り合う男性をやった人の演技力や役作りが、どう見ても舞台クラッシャーだなあと思わないでもないのですが。
 ロバータが彼に出会うという部分が主軸ではなく、ロバータがスーザンに出会うというのが主軸の物語だと考えれば、クラッシャーの人をあまり気にしないですむような気も。あの役は≪立ってるだけで女性観客に何かを納得させてしまう味がある≫(←具体的に浮かばないけれどちょっとカリスマ的アーティスト系?)とか≪普通に流して演じてしまったらめちゃくちゃな役だけど緻密な演技構成力によってその人の思いを納得させる演技をする人≫(←岡田浩暉くんみたいな。「オール・シュック・アップ」や「スウィート・チャリティ」の微妙な役柄を化けさせた)で見たかった。

 と、クラッシャーな人が一人メインにいることは気にはなったのですが、他の人がすごく良い。

 タータンは、宝塚時代、重厚な役の方が良くて、軽快な役どころだといまひとつ良さが出ないような気がしてたので、今回はものすごく期待してたというわけでもなく、DTFについても実はものすごく期待というわけでもなかったんです。すみません。
 でも!
 スーザンのタータン、良い!
 アドリブきかせたり軽快だというわけではないです。多分、綿密に計算して作りこんでいるんだと思う。奔放な女の子という役どころを。その裏に、可愛さだとか純粋な部分だとかが見え隠れしたりするせいで、生真面目ヒロインのロバータとの並びが面白い。本質は実は似通った二人の女が全然違った行動をとってしまっているという感じ。

 生真面目ヒロインのロバータは自分を縛る現実を捨てて奔放に別世界にとびこんでいく。
 奔放なスーザンは奔放に大胆に過ごしつつも帰る所(=ジェイ)を持っている。
 
 ダブルキャストのマミちゃん(真琴つばさ)はタータンとは全然持ち味が違うので、きっと、全く別の役作り、別の物語の印象だったんじゃないかなあと想像してます。見ておけばよかったかなあ。

 ロバータの夫のゲリーの山路和弘さんはとっても可愛いダンナで、なんでロバータがこの人を完全に捨てる決意が出来るかよくわかんない。タイミングが悪かっただけとしか思えない・・・・・・。最後の最後にゲリーが選ぶ言葉を間違えさえしなければ、ロバータは彼の所に戻ることもありえたのではないかと。
 カリンチョさんのレスリー。軽妙なお芝居がうまいなあ。ゲリーとのアドリブのやりとり絶妙。

 アレックスのコング桑田さん、歌の低音の響かせ方がかっこいい。
 ジェイの吉野圭吾くん、とにかくラブリー。めちゃくちゃラブリー。終演後もライブも楽しかったよーーーー。進行役がうまい人とは思わないが、その生真面目さ、不器用さも含めてラブリーなんだな。

 メイド服を脱ぎ捨てたマリアの藤村美沙さんのパワフルな歌が素晴らしすぎる。お名前覚えておかなくちゃ。

 シアタークリエでの観劇。

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2009年2月19日 (木)

紙ごみ大量発生の今月

 娘が中学受験で使いこんだテキストやノート類を捨てまくる。ある物は古書店へ。ある物は資源ごみへ。ある物は燃えるゴミへ。ある物はメモ用紙へ。学習漫画はもうちょっとの期間保存しとくか・・・・・。体調が悪い中での作業なので、なかなかはかどらない。処分前にテキストとノートとプリント類を全部積み上げて記念写真とろうと思ってたのだけど、そんな余裕がないのが残念。

 模擬試験で学力と成績を確認しながらの自宅学習受験だった。中学受験を意識して勉強するようになったのは、4年3月くらいだったかな。塾に行ってたらもっと出来がよくなったか潰れたのかはわかりませんが、つまずきを発見した時のスケジュール組み直しが自在に出来るという点では自宅学習は悪くもなかった。最大の難点は、学習方法に関する父と母の意見の食い違いによる激論が何度か発生したこと^^; 5年秋の激論では父親が勝ち、5年3月の激論では私が勝った。あれは大変だった・・・・・・・・。

 理系科目のフォローを5年後半に熱心にしていた父親は忙しくなりすぎて受験数か月前に完全に手を離す、受験直前になって母親が病気になる、と、自宅学習中学受験をする娘にはひどい両親だった。それでも娘は頑張った(こっそり漫画読んでたことは知っているけれどね。)
「ごめん、先に寝る」
と、勉強中の娘に言って寝ちゃう塾なし中学受験生のハハってありえないわよ、と自分に突っ込みいれつつ、スケジュール表だけ渡して薬飲んで寝ていた大詰めのはずの1月下旬。ありがたかったのは、穴がなかったことかな。とろくて粗忽者だから全範囲が穴と言えなくもなかったけれど、そういうことは直前にどうにかなるわけでもない。分野を限定しての直前特訓みたいなことは考えずに、問題演習と総ざらいを繰り返すだけとした・・・。
 過干渉になりがちなハハが肝心な最後の最後で距離をおかざるをえなくなったことは、もしかしたらもしかしたら最終的なリラックスという面では悪くなかったかも、と後付けでつぶやいてみる。親としては非常に情けない話ですが。私のかわりに娘を受験会場に連れていった私の伯母は、中学受験というものに関心を持ったことが一度もなかったので、
「同じような青いリュックをしょった女の子がいっぱいいるのね。校門の前に大人がずらっと並んでたりするのね。」
と、中学受験を知ってる人にとっては今更の事柄に驚いていた^^;

 まあそんなこんなで、第一志望校への入学をなんとか決めることが出来てラッキーでした・・・・・・。

 2、3年後には忘れ果てているのもなんとなくもったいないので、5年・6年で使用していたテキスト名を記念列挙。ただの自己満足用記録ですので、たまたま受験関係キーワードでこのブログにたどりついた、成績の良いお子さんの親御さんは参考になさらないで下さい^^;;;;

国語

●予習シリーズ4年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ5年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ6年上(四谷大塚)
◎ことばの練習帳5年上・下(四谷大塚)
◎ことばの練習帳6年上(四谷大塚)
●漢字学習の特訓(学研)
●6級漢字学習ステップ(日本漢字能力検定協会)
●5級漢字学習ステップ(日本漢字能力検定協会)
●4科のまとめ(四谷大塚)
◎塾で教える国語・論理的文章の読解(文英堂)
◎中学入学試験問題集 国語編(みくに出版)(いわゆる「銀本」)

算数

●予習シリーズ4年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ5年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ6年上・下(四谷大塚)
●計算と一行問題集4年上・下(四谷大塚)
●計算と一行問題集5年上・下(四谷大塚)
●計算と一行問題集6年上・下(四谷大塚)
◎演習問題集4年上・下(四谷大塚)
◎演習問題集5年上・下(四谷大塚)
○演習問題集6年上(四谷大塚)
◎4科のまとめ(四谷大塚)
○☆応用自在(学研)
○秘伝の算数入門編(啓明舎)
○秘伝の算数応用編(啓明舎)
○秘伝の算数発展編(啓明舎)
◎マスター1095題 一行計算問題集 6年(みくに出版)

理科

●予習シリーズ4年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ5年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ6年上・下(四谷大塚)
●4科のまとめ(四谷大塚)
○理科メモリーチェック(みくに出版)
●クラスUP問題集 力とエネルギー(学研)
◎テーマ別特訓ノート 電気(学研)
◎解き方上手 生物・地学(受験研究社)
◎中学入試最高水準問題集理科〈物質とエネルギー〉(文英堂)
◎理科計算問題の特訓(学研)
●サブノート4年上・下(四谷大塚)
●サブノート5年上・下(四谷大塚)
●サブノート6年上(四谷大塚)
○受験理科の裏ワザテクニック(文英堂)
○続受験理科の裏ワザテクニック
○受験理科の裏ワザテクニック続々
○☆特進クラスの理科(文英堂)

社会

●予習シリーズ4年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ5年上・下(四谷大塚)
●予習シリーズ6年上・下(四谷大塚)
●4科のまとめ(四谷大塚)
○社会メモリーチェック(みくに出版)
●サブノート4年上・下(四谷大塚)
●サブノート5年上・下(四谷大塚)
●サブノート6年上(四谷大塚)
●考える社会科地図(四谷大塚)
●ニュース最前線(四谷大塚)
●中学入試 漢字で書けないと×になる社会科用語1000(学研)
◎歴史能力検定5級 歴史入門まとめ・問題集

その他

○有名中学入試問題集女子校編(いわゆる「電話帳」)
●センター模試、合不合模試、首都圏模試の問題&解答
◎過去問の赤本 三校分
●☆ちびまる子ちゃんの四字熟語教室(集英社)
●☆ちびまる子ちゃんのことわざ教室(集英社)
●☆ちびまる子ちゃんの慣用句教室(集英社)
◎☆学習漫画 日本の歴史(集英社)


●はそれなりに使いこんだ物
◎は通しで一回
○は部分的に参考・使用
☆とりあえず中一の間は捨てずにとっておくことにしたもの。

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2009年2月16日 (月)

ナベルビン3回目

 先週はお休みの週だったので、これが3回目のナベルビン。2クール目の第一回。今までナベルミンと書いていたのだけど(お医者さんの説明がナベルミンという名でされてたから)、正式にはナベルビンというの?というわけで、ナベルビンと表記変更。

 採血室のお姉さんにはすっかり顔を覚えられてしまい、
「今日は点滴ありますか?」
とこちらが何かを言う前に確認されるようになってしまった。

 前回の副作用の記録

1)白血球減少

 注射は免れたが、念のため点滴予定日の3日前に病院に行って採血した。
「2/16に点滴予定日に検査してさらに減ってたら注射後2日後くらいに点滴しましょうか」
と言われたのだけど、
「3月に関西に一泊旅行の予定があるんで、点滴スケジュールを後ろにずれこませたくないんです!!!!!!!!!!」
と言ったら検査日が途中に入ったのだった。

2)便秘

 点滴翌日にちょっと便秘。普段あまり経験しないのでうっかりしてたら、点滴翌々日にひどい便秘がきた。
 何年も前に買った果物名の入った薬が家のどっかに残ってるはずだと思ったらやはりあった。使用期限なんてとっくにきれてたが使った^^; 医者にかかってる人はまずは相談をと注意書きに書いてあったけれど、事後承諾してもらった^^;
 ドライフルーツのプルーンを買ってきて毎日食べるようにしたら状況はあっというまに改善。

3)胸部の痛み

 これは副作用なのか病気そのものの症状なのか?
 ロキソニンがあまり効かなくなりボルタレンも処方してもらう。

 あまり動かないようにすれば痛まないので、朝起きた時は全然問題ないのだけど、動きまわるとかなりしんどくなる。
 胃が弱い方なので、鎮痛剤はあまり使いたくなくてギリギリまで我慢してから使うんだけど、我慢時間に結構気分が消耗。

 米をきらしてしまったので買いにいったのだけど、自転車置き場から部屋まで運ぶのが大変で一気に痛みがきた。これからは米は家族に買いに行ってもらうしかないかな。
 10キロ米が安く買えるスーパーを利用するのは諦めた方がいいかも。

 朝が苦手な娘を起こすために大声出しているうちに痛くなってきたりもする。

4)今回は血管の炎症は全くなし。

 1回目と何が違ってそうだったかのかな。今度確認しておこう。

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2009年2月11日 (水)

如月中旬あれこれ

 公演は既に始まってますが、星組公演マイ初日は3月です。
 とうこちゃん(安蘭けい)がトップになってからムラに行くのははじめて。ムラに最後に行ったのは「王家に捧ぐ歌」だった。抗がん治療しなきゃいけなくなってしまったもんで、≪関東に来る公演は基本的には関東で観ることにしよう≫と決めたのだ。その後、「ヘイズ・コード」「赤と黒」を観にドラマシティに行ったり「Mozart!」を観に博多に行ったりしてるんで、自分に課した原則を守ってはいないですが^^; まあそんなわけで、ムラ行きはものすごく久しぶりなわけです。多分これが最後になるかな。
 体調があまりかんばしくはなくて何か一つの行動をするのに5倍くらいの時間をかけたりしてるのですが、新幹線の手配等少しずつ準備をはじめてます。
 鎮痛剤のロキソニンが効きにくくなっているのですが、このムラ行きの時期はなんとかもちこたえてほしいものです。全く効かないというのではなく効きにくいという程度の痛みなら根性と気合でのりきれるはずだ・・・・・・・・。どうしてもロキソニンが効かない時のためにボルタレンを処方してもらったのだけど、これも効かなくなったらモルヒネ系の鎮痛剤になるようで(+o+)

 受験をなんとか無事に終えた娘は狂ったように遊びまくる毎日。
 漫画もゲームも封印解除(中学生になったら週末のみと言い渡してあるけど^^;)その結果、
「受験勉強中の方が今より読書してたんじゃないの???」
という珍事態発生中。
「うん。今月は本読まないの!」
と明るく答える娘。中古で揃えた「学園アリス」を繰り返して読み、「リリーのアトリエ」プレイ中。リリーのアトリエをプレイしているところをのぞきこむたびに、攻略アドバイスをしたくて仕方がなくなるのだけど、
「一回目は自分だけでやるの!」
と断られた。時間がかかるゲームなので春休みまでに何周できるやら?(笑)

 今日はスケートリンクに行ってます。新聞店から入場券を複数枚もらったので、友達を誘って。営業時間フルに使って滑りまくるつもりらしい。

 娘の受験が終わったら、ハハの私も封印解除でスケート録画を見たりゲームやったりする予定だったんだけど、今のところまだどちらもやってません・・・・・・・。
 今月の観劇は、松たか子&宮沢りえの組み合わせが楽しみな「パイパー」と、持ってたチケットが運よくイベント日だった「スーザンを探して」の二つ。

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2009年2月 2日 (月)

ナベルミン2回目

 一回目のナベルミン点滴から一週間。
 目立った副作用としては、血管に何カ所か小さな炎症が起きたことかな。

 朝から体調が悪く、
「白血球少ないかな。今日は点滴ないかも?」
と危ぶみながら、白血球増加に効果があるかわからないけれどとりあえずバナナを一本食べて病院へ。自転車で行くつもりだったのだけど、あまりにもだるいのでタクシーに切り替える。

 採血結果は問題なしだったので、点滴することになった。
 どこの血管を使うか、しばし悩む先生。

「採血の時に『点滴用に一番使いやすい血管残して下さいね』って言ったら、『ここの一番太いところを残しておきましたよ』って言われたんですよ」
と言ってみたら
「え?どこ?うわーー、採血室にそんなプレッシャーかけられるとは!?」
という反応がかえってくる。どこと言われても素人の私にはなんとなくこのへんというあたりしか指させませんってば。そうなのか、それはプレッシャーなのか。面白いから次もちゃんと伝言しようっと(笑)
「見えない血管に一発。なんという芸術」
「さすがです」
と、目の前で看護師さんとやりとりする先生・・・・・・・。

 まあそんな感じで少しリラックス。
 持ってったシークレット・ガーデンのCDを聞きながらゆったりと過ごす1時間。
 前回はナベルミンが体に入ってくる際に点滴針のあたりがちくちくと痛んだのだけど、今回はそんなこともなかった。

 徒歩で帰ると、この体調だと40分かな。電車だと一駅。一駅電車に乗って駅から歩くって、ものすごく楽になるという選択肢でもない。タクシーで帰らなきゃいけないほど体調が悪いわけでもないような気がする。
 とか思ったので、「月刊ミュージカル」を売っている店へ電車使って寄り道してから帰るという選択をしてみた。とうこちゃん(安蘭けい)が女優部門で1位になったってのを自分の目ではやく確認したかったんだもの。

 そんな寄り道をしたせいか、帰宅したらなんかぐったりしたけれど、インターネットで娘の受験校の合格を確認したら一気に浮上し、いきなり元気になった。動き方と顔つきが激変したので夫に笑われるが、
「そういう時にしゃかりきになって動くなよ」
と釘もさされた^^;

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季節はずれのソメイヨシノ

 テンプレートを季節はずれのものにかえてみました。
 娘の中学受験生活が終了したので。

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