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2011年12月 9日 (金)

年末に読んだ漫画

 11-12月に買った漫画の感想をまとめて記載。

●小花美穂「HONEY BITTER」(7) (集英社)

 珠里が過去の恋人・吏己と正面から向き合う巻。何か事件が起きそうな予感を漂わせつつそれは次巻以降に持ち越し。最終頁を見る限りでは、次巻では珠里と陽太にも何か異変が起こってきそう。いよいよ、吏己の件が陽太にばれる時がくる!?

 巻末に、雑誌に掲載された、DEEP CLEER発売記念漫画が掲載されている。掲載無の可能性もあるかなあ、と思い、雑誌を切り抜いてあったんだけど、心置きなく切り抜きを捨てられそうでほっとした。


●樹なつみ「花咲ける青少年 特別編」(2) (白泉社)

 ハリー編とルマティ編。
 ルマティにはさっぱり興味が無いんだけど、ルマティ編の「青皇に庭」はとても面白かった。「八雲立つ」以降、樹なつみ漫画は輝きを失ったと思っていたんだけど、普通に面白いじゃん?というか、ある意味、本編よりも面白かったりして?
 物語を動かしているのは、この中編のみ出演のせこいチョイ悪役青年ジニアス。上昇志向が強すぎて結局挫折してしまう少年。悪役をはるなら、もうちょっと頭が良ければいいのに。クインザと話す際にうっかり、クインザの弟である上司セザンを呼び捨てにしているあたり、頭悪すぎ。ルマティづきの人数の少ない青少年たちの葛藤の上に、輝ける少年ルマティ王子と彼に悪を見せまいとする忠実なるクインザがいる。悪役のせこさが、この二人の清々しいほどの雰囲気を強調してくる。
 ハリー編の「Inocence」は、若かりしハリーとその妻となる前のキティの恋物語。ハリーから女好きの部分をとったら立人かも、といったような性格だな、これは。
 最終巻である次巻には大トリで立人が登場するのだそうで、これはとても楽しみだ。でもお願い、花鹿を下手な描き方することによってテンション下げないでね。作者は男は魅力的に描けるけれど、女性キャラについてはいつもあまりうまくない。今回、キティも特には・・・・。


●田村由美「7SEEDS」(21)(小学館)

 船上で危機に陥っていた夏Bメンバーおよび夏Aの二人のエピソードにとりあえずは一区切りがつき、行方不明に陥っていた春メンバーの花の物語に移行。人間の集団の物語として繰り広げられていた7SEEDSの物語が、花がたった一人になって動いていることもあり再び、他の動植物との戦いをも交えたサバイバルの物語になる。
 花はあまり好きなキャラクターではないのだけど(自分を美人と自覚・認識できている状態で他者と接しているあたりとか・・・)、こういうサバイバルのエピソードで動かすとなると、やはり花を持ってくるのが一番ぴったりくるものなんだなあ。生きることに執着しながら水を得るために連日努力する姿など。

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